弁護士佐々木 憲昭

ささき のりあき
資格
弁護士
所属
金沢弁護士会
出身
北海道
出身大学
北海道大学法学部、北海学園大学大学院法務研究科
所属委員会等
犯罪被害者支援委員会、憲法委員会、人権擁護委員会
佐々木 憲昭の顔写真

ご挨拶

法律相談に来られる方の背景はさまざまです。誰にも相談できず、ひとり悩んだ末の方、いろいろな専門家にたずねても納得のいく解決を得られず、弁護士に期待して来られる方、等々。総合的にみてもっとも適切な解決を目指すうえでは、問題を冷静に法的な視点から分析することに加え、その問題と向き合ってきた相談者の方の苦労や努力といった背景をも理解することが大事だと思います。雑談の中に解決のカギがあるかもしれません。どうか私たち弁護士にお気軽に思いのたけを話してください。

私のキーワード

その1積ん読

本を買ったはいいけれど、読まないままに放置しておくことを「積ん読」といいます。私はこの「積ん読」が実に多いのです。あることに興味を持つと、関連する本をいくつも買い込んでしまいますが、そのうちのいくつかに手が伸びないうちに、別のことに興味が移り、また本を買う。そのいっぽうで、本を捨てること、売ることができません。特に読まないまま別れるのはどうしても切ない。こうして、本が生活スペースを圧迫していきます。「積ん読」には害があります。そこでありがたいのが、最近の電子書籍の充実です。厚さゼロの本をいくら積んでも部屋は狭くなりません。「積ん読」は、タブレットの中だけにしたいものです。

その2古い映画

長い間、昔の映画に興味を持たないで過ごしていました。それがふとした機会に、黒澤明監督の「天国と地獄」を上映会で見て、そのあまりのきれいさと筋の巧妙さに驚き、それ以来、古い映画にはまっています。もちろん、3D化や音響効果の革新にみられるように、映画の娯楽としての質のある部分は、年を追うごとに高まっていることは確かです。その意味で古い映画には、今の目で見た場合の弱点があるともいえましょう。でも、映画は芸術なので、質の高い映画の価値は、絵画の場合と同様に不変です。べらぼうに面白くて、しかも芸術的。古い映画にはそんな作品がたくさんあります。

その3散歩

目的もなくぶらつく散歩もよいものですが、お店なり、史跡なりの目標物を何となく定めつつ、そこまでの道すがらを楽しむ散歩が好きです。旅行先で、地図を買って歩きまわることもあります。大通りまで出たはいいけれど、方角がわからず難儀することも。行きたい場所の反対に歩いてしまっても、いい感じのお茶屋が見つかれば、それもよし。よく知った道を歩くときは、新たな発見をしたり、謎を問いかけられたりすることがあると嬉しい。「お化け煙突」なども、誰かが散歩の最中に見つけたのかも。散歩中に気づきが多いのは、心がゆったり広くて、きびきびと動いている証拠です。散歩は心身の調子を測るのにも役立ちます。