弁護士小川 貴裕

おがわ たかひろ
資格
弁護士、高度情報処理技術者(ネットワークスペシャリスト、データベーススペシャリスト)、応用情報技術者
所属
東京弁護士会
出身
大阪府
出身大学
東京大学法学部、法政大学法科大学院
所属委員会等
日本交通法学会、日本賠償科学会、日本交通科学学会、憲法問題対策センター
小川 貴裕の顔写真

ご挨拶

借金が返せない、交通事故の被害にあった、悪徳商法にだまされた…等々、多くの人にとってもめごとを抱えること自体が、負担でわずらわしいことだと思います。しかし、多くの場合、紛争を放置することは紛争を悪化させます。恥ずかしがらずにほかの人に相談して、ボヤが大火事になる前に消し止めてください。弁護士は、もめごとを解決に導くことが仕事ですし、秘密も守ります。もめごとに困った際は、お気軽に弁護士に相談ください。

私のキーワード

その1学ぶに遅すぎるということはない

学生時代には、法律を単なる観念の操作としてしか感じられず、判例や教科書に書かれていることを無批判に覚えることしかできませんでした。しかし、社会人を経験し、自分の軸ができた後に再勉強すると、法律を社会の土台、背後の力として実感しつつ、判例や教科書について批判的に考えながら、より深く学ぶことができました。好奇心を持ち続ける限り、人間は学び、成長を続けることができると信じます。これからも弁護士として人間として、学び続けたいと思います。

その2元ITエンジニア

小学生時代からコンピュータが好きで、そのままシステムエンジニアとして約10年勤務し、提案活動から要件定義、設計~製造~保守までほぼ全行程を経験しました。その経験から法曹の世界を見ると、口幅ったいのですが、費用対効果と顧客満足への配慮、内部的にはシステム化および効率化などに、改善の余地があるように思われます。元エンジニアとして、日本全国に、早くて安くて適切な法的サービスを行き渡らせることができるよう、力を尽くしたいと思います。

その3歴史

歴史というか、もっぱら戦争関連です。古今東西、薄く広く史書や戦記物を読んでいます。絶滅危惧種のシミュレーションボードゲームも趣味にしていますが、まったく遊ぶヒマはありません。法律を勉強した後、歴史を見る目が変わったのは、面白い発見でした。第一次世界大戦の衝撃とパリ不戦条約の意義、ナチスドイツ(自由のない民主主義)の危険性、明治憲法の美点と欠点などなど。最近、ゼロ戦、もとい零戦についての研究書を上梓された弁護士がいらっしゃいますが、私も生きてる内に何か1冊書いてみたいですね。おっと、仕事面では…紛争解決の失敗事例として教訓をくみ取りたいと思います。統計的にも、戦争で問題が解決した事例は少ないのですが、これを法的紛争に置き換えると…訴訟・判決より交渉・和解ということになるでしょうか。

出演および取材協力番組

手がけた書籍等