弁護士秦 和昌

はた かずまさ
資格
弁護士、浄土真宗本願寺派僧侶、浄土真宗本願寺派教師
所属
東京弁護士会
出身
大阪府
出身大学
京都大学法学部、大阪市立大学法科大学院
所属委員会等
弁護士研修センター運営委員会
秦 和昌の顔写真

ご挨拶

法律に関するトラブルに巻き込まれたとき、まずは弁護士に相談することが大切です。人は誰でも、トラブルに巻き込まれると、普段と同じような冷静には考えることはできなくなるかもしれません。だからこそ、第三者である弁護士に相談して物事を整理していただきたいのです。 交通事故や離婚などのトラブルに突然巻き込まれたとき、「自分が、こんなトラブルに巻き込まれることがあるなんて!」と感じる方は多いと思います。そんなとき、不安や焦りから本当ならできるはずの請求ができないと思ってしまったりするかもしれません。まずは、ご相談ください。お話を聞かせていただきます。

私のキーワード

その1僧侶

私は、実家が寺をしているため、19歳の時に僧侶となりました。ただ、僧侶をしているからといって、滝に打たれるなどの厳しい修業を毎日しているというわけではありません。まだまだ半人前の僧侶ですので、立派なことはいえませんが、仏教というのは、「特別な力」を扱っているのではなく、「ただ、普通なら気付くことが難しい視点を提供する」。それが仏教の役割だと考えています。人生、何事もなく、平穏無事に過ぎるのが一番だと思いますが、もし何かが起こったとき、今までの常識で考えたら、行き詰ってしまうことがあるかもしれません。そのようなときに、仏教という考え方で、別の視点から物事が違うように見えるかもしれません。僧侶としての視点が弁護士の業務にすこしでも役立てば幸いです。

その2浮世絵

浮世絵といいますと、江戸時代に、江戸(東京)を中心に売られていた版画です。木材で版画版をいう型を作り、そこに絵の具を塗り、紙に写し取るという作業で作られます。木材で型を作るため、何枚も同じ絵を作ることができ、当時も、そのようにして大量に作られた浮世絵が江戸で売られていました。世界には、「モナリザ」とか、「ミロのヴィーナス」のような芸術作品がありますが、これらは当然、世界に一点ずつしかありません。これに対して浮世絵は、同じ作品が何枚も存在しており、世界的にも大変珍しい芸術といえます。浮世絵は、多くの人が買い求めた絵画という意味で、買う人のことを考えた絵画といえますが、私は、そんな作者の想いが乗った浮世絵が大好きです。

その3甘味

小さい頃から、甘いものに目がなく、和菓子、洋菓子を問わず、どんなお菓子でも好んでいただきます。そんな私の持論ですが、本当に美味しいお菓子というのは、「食べる人のことを思ったお菓子」だと考えています。喫茶店で出されるお菓子は、コーヒーと合うように甘さを強調してクリーミーに、日本茶に合わせるなら茶葉の香りを邪魔しないようにさっぱりとした甘さが最高です。また、肉料理の後には、口の中を爽やかにしてくれる梨や蜜柑などの果物こそが最高の甘味と考えています。甘味とは、ただ甘ければよいというわけではないのかなと考えております。