
ご挨拶
私は弁護士として、依頼者の方の法律問題を一緒に解決していくためのパートナーでありたいと考えています。法律はときに複雑で難解です。しかし、皆さまの不安を少しでも和らげることができるよう、わかりやすく丁寧に説明し、最善の解決策を提案いたします。 依頼者の方お一人お一人の声に耳を傾け、信頼できる相談相手として、誠実かつ迅速な対応を心がけて参ります。
私のキーワード
その1「音楽」
音楽は私の心の支えであり、日々の活力の源です。中学のころからギターを弾き始め、軽音楽部でバンドなどを組んで演奏してきました。特にジャンルを決めて聴くわけではありませんが、普段は邦ロックに特に興味があり、休日には好きなアーティストのライブに足を運ぶことが多いです。 音楽には心を豊かにし、人と人との距離を縮める力があると思っています。依頼者の方々と良好なコミュニケーションを築くうえで、音楽を通じて得た感性や共感力を大切にしていきたいと考えています。
その2「バイク」
私は司法試験の受験期間に、心の健康を害してしまったことがありました。そんな折、何かのタイミングで250ccのバイクに乗ってツーリングをしたり、キャンプをしたりする動画を見ました。人は心を閉ざしたとき、視界も閉ざされ、狭くて暗い抜け出せない世界にいるような感覚に陥ります。しかし、その動画を見たとき、「こんなに世界は広いのか」と純粋に感じました。 そこから思い立って、250ccのバイクを買いました。お金もない受験生時代にローンを組んでバイクを買うなんて、今考えてもとんでもないことをしたものです。しかし、そのときの自分にとって、バイクは自分を暗くて狭い世界から連れ出してくれるかもしれない一筋の希望で、藁をもつかむような思いで購入したものでした。そして、バイクは藁どころか、モーターボートになり、私をさまざまなところへ連れて行ってくれました。 司法試験に合格できたのもバイクが私にさまざまなものを見せ、さまざまな価値観・世界を教えてくれたからだと思っています。こういった経験から、私は困難に直面し、日々に溺れそうになる感覚を知っています。だからこそ弁護士として、助けを求める誰かのモーターボートになりたいと日々精進しています。
その3「労働法」
弁護士を目指した理由の一つに、労働法があります。刑事犯罪では警察が犯罪を取り締まり、検察が法の番人として機能し、犯罪者を追及します。しかし、労働法においてはそのような体制が整備されておらず(いまだ不十分であると考えています)、なぜか軽視され、労働者が虐げられるという場面を数多く見てきました。 現代社会においては、法を遵守すべきという精神がかなり浸透してきましたが、それでもなお、個人経営のお店などではアルバイトに労基法上認められるべき権利を認めないということも多々起きています。かくいう私も生活のため、さまざまなアルバイトをし、そのたびに労働者の立場の弱さや労基法·労契法が守られない現状に憤りを感じてきました。 私は、生活するために必要不可欠な「労働」で、心や身体を壊してしまう人々の助けになりたいと思い、弁護士を目指しました。そして、これは労働者のみならず、使用者の側でも同じことです。当事者双方が納得して助け合い、働いていくために、弁護士としてお力になれるよう日々研鑽を積んでいます。
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