2023/01/27会社で気をつけるべき“労務管理”と“ハラスメント対策”は?アディーレの弁護士が法的な観点から解説【セミナー実施レポート】

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アディーレ法律事務所(東京都豊島区、代表弁護士・鈴木淳巳、以下「アディーレ」*)は社会貢献活動の一環として、名古屋広告業協会の10月例会にて、名古屋市を中心に活動する弁護士・正木裕美がゲストスピーカーとして登壇。「弁護士が教える!会社で気をつけるべき“労務管理”と“ハラスメント対策”」をテーマに講演を行いました。

セミナー実施の背景

名古屋広告業協会よりお声がけいただき、アディーレ法律事務所 名古屋支店所属の弁護士・正木裕美がゲストスピーカーとして登壇させていただいた本セミナー。各企業の管理職に就いていらっしゃる方も多く参加される例会ということもあり、管理側が気をつけたい労務管理とハラスメント対策のセミナーを実施することとなりました。

開催概要とセミナー内容

「弁護士が教える!会社が気をつけるべき“労務管理”と“ハラスメント対策”」
・日程 2022年10月28日(金)
・主催者 名古屋広告業協会
・参加者 20名以上

・セミナー内容
1 企業の労務管理の役割・労働時間に関する法規制
1-1 労働基準法について
1-2 事例をもとに考える 労働時間になる?ならない?
・ 接待、ゴルフコンペは労働時間に該当するのか
・ 残業許可制だが、勝手に早出・残業する従業員。労働時間になるのか
・「営業は裁量労働制だから残業代は出ない」は認められるのか

2 ハラスメント対策
2-1 ハラスメントとはーハラスメントとされた場合の法的責任
2-2 さまざまなハラスメント(パワハラ、セクハラ、マタハラ など)
2-3 事例をもとに考える ハラスメントになる?ならない?
・ミスをした部下に対し、「男のくせに根性がない」と叱責する
・仲がいい職場のため、同僚を「〇〇ちゃん」と呼んでいる
・これから出産・育休をとる予定の女性社員に「いつまで育休とるつもりなの?」と尋ねる

3 質疑応答
「業務上の指導とパワハラの線引きが難しく、指導がしづらい」というお悩みに対し、正木弁護士は「必ずしも被害者の感じ方のみで判断するものではなく、客観的に見て、業務上必要かつ相当な範囲で行われる業務指示や指導は、職場におけるパワハラには該当しない」と説明いたしました。そのほかにも、「社用携帯を休日・夜間も必携を求めることは何か問題があるか」、「ハラスメントに時効はあるのか」など、多数ご質問をいただきました。
今後もアディーレでは、法的知識の啓蒙を目的としたセミナーの開催や、法教育活動を通して、よりよい社会づくりに貢献してまいります。

■アディーレ法律事務所について
債務整理、交通事故の被害、不貞慰謝料問題、残業代請求・退職代行などの労働トラブル、B型肝炎の給付金請求、アスベスト健康被害、遺言・遺産相続、インターネット権利侵害などの法律トラブルの解決を行う法律事務所です。相談実績80万人以上(※1)、弁護士230名以上(※2)、全国65拠点以上(※2)。「弁護士を、もっと身近な存在に」という理念のもと、弁護士へ依頼する際のお金の心配がいらない“費用面での保証事務所”として、各地域に根を張り、皆さまのご相談に対応しています。2004年10月創立、代表弁護士 鈴木淳巳(愛知県弁護士会所属)。
*…アディーレ法律事務所とは、弁護士法人アディーレ法律事務所(東京弁護士会所属)および弁護士法人AdIre法律事務所(第一東京弁護士会所属)が営む組合たる事業体です。
  • 相談実績・弁護士数・支店数は、弁護士法人アディーレ法律事務所と弁護士法人AdIre法律事務所の合計です。
  • ※1
    2022年6月時点。本実績は、アディーレ法律事務所の開設当時からの累計です。実際に弁護士への相談に至った方のみの数であり、問合せ・質問・予約のみは含みません。
  • ※2
    2023年1月時点。
■国内拠点
【北海道・東北】札幌、 函館、 旭川、 釧路、 苫小牧、 帯広、 青森、 八戸、 盛岡、 仙台、 郡山 【関東】池袋本店、 立川、 北千住、 町田、 新宿、 横浜、 川崎、 横須賀、 大宮、 川越、 千葉、 船橋、 柏、 水戸、 宇都宮、 高崎 【中部】名古屋、 名古屋栄、 岡崎、 静岡、 浜松、 沼津、 岐阜、 津、 新潟、 長岡、 長野、 松本、 金沢、 富山 【関西】大阪、 なんば、 堺、 枚方、 京都、 神戸、 姫路、 奈良、 滋賀草津、 和歌山 【中国・四国】広島、 福山、 岡山、 高松、 松山 【九州・沖縄】福岡、 小倉、 久留米、 長崎、 佐世保、 熊本、 大分、 鹿児島、 那覇