弁護士 星 雄介 ほし ゆうすけ

星 雄介
支店
池袋本店
資格
弁護士、行政書士(有資格)、三級知的財産管理技能士
所属
第一東京弁護士会
出身
東京都
出身大学
上智大学理工学部

ご挨拶

人生経験がまだまだ浅薄な私ではありますが、これまでの経験を通じて思うことは、「人生は思いどおり、予定どおりにはならず、努力は必ずしも報われない。世の中は不公平・不平等・不合理ではあるけれど、それでも、各々の人生劇場では私たちが主役であり、日々生きていかなければならない」ということです。 皆さまのお悩み、ご不安に対して、私の下記の経験やこれまで勉強してきた法律を通じて、一緒に考え、解決し、皆さまがご自身の人生劇場で、少しでも明るく前向きに主役を演じることができますように、お手伝いをさせていただければ幸甚です。 よろしくお願い致します。

私のキーワード

その1「生い立ち」

私が5歳の頃に両親が離婚し、その後は、母子家庭で育ちました。私が生まれ育った昭和という時代は、よくも悪くも、現在のようにルールは厳しくない代わりに、ルールや人権なんて無視、いじめや差別は露骨で日常茶飯事、プライバシーなんてあってないようなもの、などなど、ある意味めちゃくちゃですが、それでいて面白い時代でした。 そんな時代の母子家庭一家の主人公であった母や私や妹は、色々な差別、不合理・不平等、たくさんの悔しい思いを経験してきました。 その後、母や父親代わりとなって私に愛情を注ぎ育ててくれた伯母が、年老いて、相次いで認知症になり、私は仕事をしながら長年2人の介護生活を経験してきました。介護をしてきたなどと偉そうなことを言っていますが、2人が亡くなった今、やってあげられなかったことばかりで後悔の気持ちしかありません。 2人が亡くなり、文字通り落ち着いてから、下記の教育業の仕事をしながら、予備試験、司法試験の勉強を本格的に行って合格し、弁護士とし働いています。

その2「私の履歴」

私の経歴や職歴は、かなりの紆余曲折があります。 高校時代は文系志望で、哲学や英米文学、法学等の文科系の学部に進学しようと考えていました。なので、入試科目として不要な物理や化学の高校3年の期末試験では、数Ⅲは0点、物理は15点、化学は25点位で、いわゆる「赤点」でした。 ところが、あることを契機に、物理が大変面白くなり、高校3年生の冬12月、理系へと進路を転向するために、敢えて浪人をしました。 そして、理工学部の物理学科で学び、当初は素粒子理論の物理学者になることを夢見ていましたが、「大学数学を日本語同様に使える能力や才能が自分にはない」、と明確に自認できたため、文系の会社への就職活動をして、新卒で総合商社に入社しました。 職場では、本当に人間的に面白くて魅力的で、私より極めて優秀な同期の友人達や諸先輩の方々と出逢い、人間関係は極めて良好でした。しかし、「私は組織で働くことには向いていない」、とはっきりわかったため、退社しました。 退社後には、大学受験の予備校講師として、いろいろな予備校で、主に物理を高校生や高卒生に教えてきました。 このように、かなりの紆余曲折がありますが、飽きっぽい私が、物理の講師を長年続けられたのは、物事を論理的に考えることが大好きで大変面白いと思っていること、そして、何よりも、「人間」、「人」が大好きであること、これらがその理由です。 未来ある若者である高校生が、多いときには1クラス150人程度いる場合もあり、彼ら彼女らを前に教壇に立ち、マイクで授業をすると、生徒達の真っすぐで強烈な若いエネルギーに満ちた視線が私に向けられるので、私が、多少風邪を引いていたり、体調が悪くても、授業を終えるころには不思議と治ってしまいました。 思春期ど真ん中の生徒たちが大好きであったからこそ、教育業界の端くれにいる私も、長年、予備校講師を続けることができたのだと思います。 そして、あることを契機に、法律の理論的な面白さに魅了されました。上記のように、人が大好きであり、人に興味があり、「その人」の問題を一緒に考え、解決し、少しでもお役に立てればという思いから、第2の人生劇場の役どころとして、弁護士を選び、現在、この仕事をしています。

その3「「知らない」、ということ」

「知らない」、に邂逅すると、自分で納得するまで徹底的に調べ、そこへ実際に行って、歩き回り、人と積極的に会い、とにかくいろいろと話してみる、ということを、幼少期から積極的にやっていたと思います。 ただ、遠回りや横道にそれる行動をすることが多く、あまり要領はよくなかったとは思います。ですが、こればかりは性格なので、今さらこの歳になって変えることはできず、致し方ないことかな、と思っています。 もっとも、仕事の際には徹底的に合理化・効率化を図ってきましたので、あくまでもTPO次第、と思っています。

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